IoT とは
IoT(アイオーティー)は、「Internet Of Things」の略称で、モノのインターネットと言われています。これは、モノ(“物”では無く”モノ”と書き、有形・無形問わず全ての物事のこと)が情報伝達手段(広くはインターネット経由)で結びつくことを意味しています。
IoTと似た言葉で、ITという言葉がありますが、こちらは「Information Technology」の略称で、情報技術全般を示す言葉であり、コンピュータ同士の接続を中核としたインターネット技術や、様々な機器の接続技術を意味します。そして現在では、IT技術を駆使して、個人のモバイル端末や、昔からある家電がデジタル情報受発信源として、インターネットに接続するようになり、情報のやり取りが行なわれるようになりました。
このように、従来、積極的な情報伝達と縁遠かったモノが、ネットワークを使って繋がるようになりましたが、IoTとしては、それら情報を解析・分析して有効に使うことが大切です。つまり、IoTは、情報を集め伝送するハードウェアと、その情報を処理するソフトウェアの両方が必要ということになり、規模の大小に寄らず、ハードウェアとソフトウェアのふたつの仕組みにより、モノの状態を把握して、何らかの判断・行動が起こされることがIoTの本質と言えます。
当社は、産業用ロボットや協働ロボットの設計・製作を得意とする企業です。当社のロボットとIoT技術が連携した装置の導入、ご提案を致します。お客様のニーズに合わせた仕様を盛り込み、製造業における生産システムの課題を解決するツールを設計・製作いたします。また、大規模なIoTのシステムの導入の前に、IoTの第一歩を踏み出していただくために、スモールIoTのご提供をしております。
当社の取り組み
1. 自動・協働ロボット装置との連携
IoTの活躍の場はいたるところにありますが、やはり親和性の高いモノは、製造業における生産システム装置全般です。装置の稼働状況の把握、生産能力の管理、不具合の予防・保全と、製造工程の効率化、省人化を図るツールとして非常に役立つものです。
当社では、生産装置の自動化、協働化についてお客様のニーズに沿った設計・製作を行っております。これら装置にIoTを活用できるように、機械制御系のタイミング信号や、各種センシングデバイスの装着を、お客様のニーズに合わせて仕様に盛り込み、将来のIoTの本格的な活用を睨んで、装置設計段階から各種信号取り出し、センシングデバイスの準備をお手伝いします。また、お客様の必要とされるデータの見方を反映した、簡易的なデータ収集、解析、表示につきましても共に考えさせて頂きます。
2. スモールIoTのご提供
IoTの仕組み・システムは、末端装置機器側のデータ収集から始まり、そのデータの通信伝送、格納、解析処理、機器へのフィードバックと繋がっていますが、そのシステムはクラウドサーバーへのデータ格納やAIによる自動分析制御など、非常に大きなシステムのイメージがあります。しかしながら、IoTの取り組み開始にあたり、その初期から大きなシステム導入、投資は判断し切れません。そこで、当社では、まずはIoTへの第一歩を踏み出して頂くために、設備や様々な環境の状況についてお客様の声を聞き、設備・工程の診断や改良、改善提案などを含めて、データ収集と、解析、表示を容易に行えるような、IoTシステム(当社では、”スモールIoT”と呼んでおります)のご提案と導入のお手伝いを致します。
欲しいものを皆様に
今後、環境問題への取り組みや、働き方の改革などへの対処のため、生産活動には益々の効率化が求められます。皆様が、創意工夫で取り組まれる中、当社では、お客様のニーズに合った装置、IoTのご提供に取り組んで参ります。
IoTで自社の生産活動の効率化やニーズにあった装置をご検討されていましたら、下記お問い合わせより、まずはお気軽にご相談ください。